■水平線上に上る太陽

 今季はマジョルカに所属し、自身初となるラ・リーガで公式戦36試合出場、4得点5アシストを記録した久保。特にリーガ再開後の活躍は目を見張るものがあり、日本のファンのみならず、世界中が久保のプレーに魅了された。

 残念ながらマジョルカの二部落ちが決定したことで、今度は久保の移籍先の報道が過熱。パリ・サンジェルマンを初めとしたメガクラブを含め、30チーム以上からのオファーがあったというが、保有権があるレアル・マドリードは慎重に行先を選定。ここ数日、現地スペイン紙の報道ではフライング気味に何度もビジャレアルの名前が挙がっていた。

 そして、日本時間の8月10日22時30分に、ビジャレアルの公式ツイッターが、水平線上に上る太陽の写真を“砂時計”の絵文字とともに投稿。

 これが、「ライジング・サン」=久保建英の移籍発表まで、あともう少し=砂時計では、と大いに話題になったのだ。

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