J1リーグ第2節 柏レイソル―FC東京
7月4日(土)|19:00|三協フロンティア柏スタジアム
1試合を終えただけとはいえ、2位と3位の対戦だ。また、開幕戦の様子やこれまでの実績を考えても、十分に今後も優勝戦線を争う可能性十分のチーム同士の激突となる。
ともに強力な外国人選手を前線に要するところも、両チームの共通点だ。柏のオルンガは、札幌を相手に2ゴール。爆発的なスピードで一気にゴールに迫る姿は圧巻で、J2ながら昨季の30試合27得点という結果を今季のJ1にも持ち込みそうな勢いだ。FC東京の開幕戦勝利も、外国人選手たちの存在なくしてあり得なかった。新加入のアダイウトンら2人のブラジル人がベンチから飛び出して、試合の流れは一変した。
両チームとも、抱えるタレントの魅力は十分。見応えのある試合となりそうだ。
柏
2位 勝ち点3 1勝0敗0分 得点4、失点2、得失点差2
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
◯H札幌 4―2
◯ルAG大阪 1―0
◯H京都 13―1
◯A町田 3―0
◯H鹿児島 3―0
【通算対戦成績】
通算 32試合・15勝4分13負
ホーム 16試合・ 6勝3分 7負
アウェイ 16試合・ 9勝1分 6負
【直近対戦成績】
2019年4月24日 ルヴァン予選(4) A0●2
2019年3月6日 ルヴァン予選(1) H2◯1
2018年8月15日 J1第22節 A1◯0
2018年7月18日 J1第16節 H0●1
2017年9月23日 J1第27節 H4◯1
【今節のみどころ】
まるで、J2から昇格直後に優勝を果たした2011年シーズンを思わせる開幕戦だった。上位を争うようになった札幌を相手に、ホームで4ゴールを奪って勝利。今季の柏からも目が離せない。
GKのキム・スンギュも含めて、外国籍選手の力をフルに活用。だが、開幕戦で2ゴールを挙げた江坂など、日本人選手の成長も見逃せない。また、今季は2チームつくれるのではないかと思うほどの補強を行っており、出番をうかがう新戦力のデビューにも注目したい。
もはや代名詞と言える「ヴィトーリア」(ポルトガル語で勝利の意)をチームスローガンに掲げるネルシーニョ監督の下、堂々と勝利をつかみ取りにいく。