Ｊ１リーグ第２節 横浜FC―北海道コンサドーレ札幌 ７月４日（土）｜１８:００｜ニッパツ三ツ沢球技場
横浜ＦＣは、２００７年以来のＪ１の舞台に挑んでいる。北海道コンサドーレ札幌は、４度のＪ２降格を味わいながらも４シーズン連続でＪ１にてプレーと、クラブ記録を塗り替え続ける。下部リーグからスタートしたチーム同士が、ともに新たな歴史をつくるべく激突する。
ベテランも多い横浜ＦＣだが、サイドに若くスピードある選手を擁しており、中村俊輔らのそうした力を生かした戦いぶりに期待がかかる。開幕戦では負傷もありメンバー外だった三浦知良も、コンディションを上げてきていることだろう。そうした選手たちがうまくミックスされることで、チームの力はさらにアップする。
札幌はペトロヴィッチ監督の下で、着々とスタイルを熟成させている。若い選手も多く、勝つことでさらに勢いは伸びていくはずだ。Ｊ１で戦ってきたここ３シーズンは、すべて黒星スタート。クラブ史上最高のＪ１・４位に入った２０１８年も、第４節まで勝利はなかった。今季も選手たちは焦ることなく、自分たちのサッカーを展開していくことだろう。
Ｊ２で目にすることがほとんどだったこのカードが、Ｊ１に新たな風を吹かせる。
横浜FC
７位 勝ち点１ ０勝０敗１分 得点１、失点１、得失点差０
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】なし
【直近５試合結果】
△Ａ神戸１－１
●Ｈ広島０－２
◯愛媛 ２－０
◯Ａ岡山１－０
◯Ａ徳島１－０
【通算対戦成績】
通算 ３１試合・１２勝９分１０負
ホーム １５試合・５勝５分５負
アウェイ １６試合・７勝４分５負
【直近対戦成績】
２０１６年８月１１日 Ｊ２第２８節 Ｈ１〇０
２０１６年７月３日 Ｊ２第２１節 Ａ２●５
２０１５年９月１２日 Ｊ２第３１節 Ａ０●２
２０１５年７月４日 Ｊ２第２１節 Ｈ０△０
２０１４年７月３０日 Ｊ２第２４節 Ａ１〇０
【今節のみどころ】
開幕戦では天皇杯覇者・神戸のホームに乗り込み、勝ち点１を持ち帰った。最後は押し切られたものの、カウンターを狙いつつ試合のコントロールを狙った。
その神戸戦に一定の手応えを得たようで、下平監督は中断期間を利用して、戦い方に少しアレンジを加えたという。まだ詳細は明かされないが、選手たちは「よりアグレッシブになった」と、変化の様子を語る。
下平監督は、今季ここまで出番がない選手の抜擢の可能性も示唆している。１２年ぶりのＪ１リーグ戦におけるホームゲームでは、中断期間で成長した姿を見せてくれるかもしれない。
