10月18日に行われたJ1リーグ第10節、ファジアーノ岡山とヴィッセル神戸による「川鉄ダービー」が実現。DAZNで実況を務めた江本一真アナウンサーの“前口上”に注目が集まった。
JFE晴れの国スタジアムで対峙した両クラブは、ともに岡山県倉敷市を拠点に活動していた「川崎製鉄水島サッカー部(のちの川崎製鉄サッカー部)」をルーツとする。1995年に「ヴィッセル神戸」が誕生した際には川崎製鉄サッカー部から多くの選手が神戸に移籍。一方、倉敷に残った選手やOB、有志らが中心となって結成されたRFK(リバー・フリー・キッカーズ)が現在の「ファジアーノ岡山」となった。
2025年、両チームはすでにJ1で対決しているが、改めて今年9月に両クラブの対戦を「川鉄ダービー」とすることが発表され、今回が公式化してからの初対戦だ。
「川鉄ダービー」のサブタイトルには「世界一ハートフルな兄弟喧嘩」との言葉が添えられたが、これは2025年の対戦の際に江本アナが紡いだ感動的な前口上の中のフレーズ。そして今回も江本アナが実況を担当。試合前、満員に埋まったスタンドの光景に乗せて再び、約2分の前口上が披露された。
江本アナは「川鉄ダービー、公式になったことが、ゴールではありません」と語り始め、両クラブの歴史、ダービーの背景を「敵であり、味方」と紹介しながら「この一戦はJリーグの象徴となるポテンシャルを秘めています」と“未来”への可能性についても語った。そして最後に「鉄は熱せられ、打たれ、鍛えられます。勝利を願う声は2つ。未来を想う気持ちは1つ。世界一ハートフルな兄弟喧嘩。唯一無二の川鉄ダービー。新たな歴史の幕開けです」と締めた。


























