■前線の要・負傷離脱の悲劇と、徐々に綻び始めたディフェンスライン
試合開始直後から、浦和が積極的に攻撃を仕掛ける展開となった。しかし、FC東京も互角の攻防を見せ、浦和に決定的なチャンスを与えない。
そんな中、浦和に予期せぬアクシデントが降りかかる。
チームの得点源である南野遥海(浦和・FW・22歳)が負傷し、無念の交代でベンチに下がることを余儀なくされたのだ。
その後も両チームともに攻守の切り替えが早く、互いに得点を奪えないままスコアレスで後半へと折り返す。しかし、時間が経過するにつれて、徐々に浦和の守備に綻びが見えはじめる。
【53分】植木颯のロングシュートの場面
マテウス・サヴィオ(浦和・MF・29歳)が蹴り込んだフリーキックに対し、FC東京の選手たちはゴール前で必死のクリアを見せる。
常盤亨太(FC東京・MF・24歳)がヘディングでボールをサイドへ逃がそうとするが、ボールの勢いが弱く、バイタルエリア(ペナルティエリアの手前)の左側に構えていた植木颯(浦和・FW・23歳)の目の前に落ちた。
絶好のチャンスに、植木は左足でダイレクトボレー気味のシュートを放つ。
タイミングも威力も素晴らしいシュートだったが、ここはプロとして最低限、ゴールの枠内に収めてほしかった場面である。
記事後半では、FC東京のカウンターと、浦和守備陣の対応について徹底解剖する。





























