■今後に暗雲…曺浦和を襲ったアクシデントと致命的な「守備の遅れ」
明治安田J1リーグ第9節、FC東京対浦和レッズの一戦が、10月10日に味の素スタジアムで行われた。
FC東京は、直近の天皇杯3回戦(湘南ベルマーレ戦/4-0で勝利)から先発メンバーを8人も入れ替えてきた。システムは、中盤をボックス型に配置する「4-4-2」を選択している。
一方のアウェイ浦和は、第8節(東京ヴェルディ戦/3-1で勝利)と同じ先発メンバーを揃えてきた。システムは中盤が逆三角形となる「4-3-3」。この顔ぶれこそが、曺貴裁(チョウ・キジェ)監督が現時点で考える「ベストな選択」なのだろう。
試合は、後半に入ってから怒涛の3ゴールを奪ったFC東京が勝利を収めた。
この試合で3点を献上してしまった浦和の守備に関して、あえて苦言を呈するならば、センターバックの根本健太(浦和・DF・23歳)のプレーを指摘しなければならない。
ひと言で言えば、「判断が遅い」のである。
センターバックが本来のポジションを離れて前に出て、相手にプレスに行くのであれば、相手がターンして前を向こうとする瞬間に、もっと厳しく近くへ寄せていなければならない。プレスに出る一歩目が遅いため、相手に簡単にターンを許し、前を向かれて振り切られてしまうのだ。
結果として、FC東京に与えた1点目と2点目は、根本のこのプレーが直接的な原因になっている。
そして、もう一つ気になるのは、曺監督の渡邊凌磨(浦和・MF・30歳)に対する評価だ。
ここ数試合、スタメンから外されている渡邊は、明らかに曺監督の中でチーム内序列が下がっている。おそらく、守備面に関する不安が先発落ちの要因だろう。
この試合でも後半からピッチに立った渡邊だったが、結果的にチームは後半だけで3失点を喫した。渡邊自身が直接失点に絡んだわけではないものの、試合全体の印象としては彼にとってあまりプラスには働いていない。
では、ここからは時間に沿って具体的な試合分析をはじめる。
DAZN Japanの以下のダイジェスト映像に沿って解説していくので、読者の皆様は、文章を読む際にぜひ実際の試合映像と照らし合わせて読み進めてほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=qJLP7BhCOOw




























