■「3試合分」の疲労を計算? ベスト布陣で挑む本気度

 一方のウズベキスタンは、定石どおり、ベストの布陣を崩さず、少しずつ入れ替えながら準々決勝まで4試合を戦ってきた。この試合の先発11人の平均出場時間(準々決勝まで4試合)は、ウズベキスタンが289分間と「3試合分」をオーバーしていたのに対し、日本は169分間。「2試合分」にも満たなかった。

 ウズベキスタンのその蓄積した疲労から、「最初は劣勢に立っても、後半には相手の圧力も下がり、きちんとした試合ができるだろう」という読みが、大岩監督にはあった違いない。サッカーは「90分間のゲーム」なのである(最終的には「120分間のゲーム+α」になったが…)。

 ウズベキスタンのラフシャン・ハイダロフ監督は、日本の中盤に圧力をかけ、ボールを奪うと日本最終ラインの裏や逆サイドのスペースを突くロングパスで攻め込むプランを授け、選手たちは忠実にそのプレーに取り組んだ。スピードドリブルを入れたカウンターアタックも効果的だった。

つづく

 

(3)へ続く
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