サッカー日本代表が9月28日、国際親善試合でベネズエラ代表と対戦して2-1と勝利した。後半開始から途中出場したGK鈴木彩艶が“低弾道フィード”で見事な攻撃を演出して話題となっている。
今夏にパルマ(イタリア)からアストン・ヴィラ(イングランド)に移籍した鈴木は、世界最高峰のプレミアリーグでも好セーブだけでなく、高精度フィードを連発してファンも絶賛。第3次森保ジャパンでも活躍が期待されたが、脇腹を痛めて国内4連戦の初戦・ウルグアイ戦(3-1)は欠場した。中3日で迎えたベネズエラ戦もベンチスタートとなったが、後半開始から出場した。
後半開始30秒でゴールを許しはしたが、上田綺世のゴールですぐさま1-1。後半9分、誰もが期待していた“ザイオン砲”が発射された。
ビルドアップの際、ゴール前に陣取ったGKがパスコースを探して思案するのは頻繁に見られるシーンだが、鈴木は違う。ボックス内中央でピッチ全体を見渡して迷わず右足キック。ワンステップとは思えない強烈なほど低く鋭い弾道のボールがピッチ中央を切り裂き、センターサークルにいるFW上田綺世の足元へと届いた。
上田はしっかりとボールを収め、押し上げてきた左シャドーの伊東純也へ横パス。伊東はダイレクトで斜めのスルーパスを送り、右シャドーの久保建英がフリーで抜け出した。
素早く飛び出した相手GKのスライディングにより、久保が触る直前にボールはクリアされた。だが、鈴木から上田、そして伊東、久保というシンプルな連係で相手の守備網を破る攻撃にスタンドからはどよめき混じりの歓声が沸き起こった。























