■まるで「第2次高市改造内閣」!? 異例の契約延長がもたらす刷新感ゼロの悲劇

 新戦力が台頭してくれば1人、2人とチームに加え、継続性を保ちながら新陳代謝していくのだ。こうして、2022年のカタール・ワールドカップから4年後のワールドカップまでに多くの選手が入れ替わって8年間にわたる長期政権でもマンネリ感を生じずにチームをマネジメントしてきた。

 大きな例外が鈴木彩艶の抜てきで、2024年1月のアジアカップで散々批判を浴びながら、一貫して鈴木を使い続けることによって成長を促し、今では鈴木は世界中から注目される存在となった。

 森保監督が2027年1月までの半年間という異例の契約延長となり、名波浩コーチをはじめコーチ陣もそろって留任となったのだから、チームのやり方に大きな変化が生じるわけはない。

 こうして、ワールドカップが終わって、本来だったら新監督を迎えて(いや、森保監督のままだったとしても)「さあ、4年後に向けてのスタートだ」となるべき秋の国際試合シリーズなのに、「刷新感」の少ない代表メンバーの発表となってしまった。まるで主要閣僚軒並み留任という第2次高市改造内閣の組閣みたいだった!

つづく

 

(2)へ続く
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