■外国人監督の抜擢が生んだ、ファンの心をわしづかみにするデビュー戦

 まさにセンセーショナルなデビュー。三井寺は足をつらせて61分に交代を余儀なくされ(無理もない)、試合は点の取り合いの末、3-4で敗れたものの、三井寺はこの1試合でファンの心をわしづかみにした。落ち着きとタイミングを逃さないプレー、そしてフィジカルの強さ。16歳の選手にこれだけのことができるのは、本当に驚きだった。

 コリカ監督はその後も三井寺を先発として起用し続け、三井寺はその期待に十二分に応えている。第3節、ホームのヴィッセル神戸戦では、前半8分に左足の見事なボレーシュートで先制点を決め、これが決勝点となって横浜FMに1-0の勝利をもたらした。

 三井寺のプロ契約は4月。すぐに横浜FMのトップチームに追加登録された。しかし6月上旬までの「百年構想リーグ」では、出場どころか、ベンチ入りすらなかった。コリカ監督が就任していなければ、このセンセーショナルなデビューはなかったかもしれない。

つづく

 

(2)へ続く
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