■中島のダメ押し弾で仙台は3連勝
前半を2対1で折り返した仙台は、75分に中島が直接FKを叩き込んで2点差とする。後半はホームの湘南に押し返されたものの、78分からCB菅田真啓(29歳)を投入して最終ラインをより強固にする。森山監督をして「僕らの勝ちパターンだったかな」という試合運びで、リーグ戦3連勝を飾ったのだった。
J2リーグは5節を終え、RB大宮アルディージャが3勝2分の勝点11で首位に立っている。2位は3勝1分1敗で勝点10の横浜FCだ。仙台は同じ成績の勝点10で3位となっている。
森山監督は「攻撃に推進力が出てきている」と話す。この日は公式記録上で湘南(6本)の倍以上にあたる13本のシュートを放った。「このまま続けていきたい」と、指揮官も手ごたえを感じている。
気になるのはケガ人だ。前半終了間際に、FW梅木翼が脳しんとうで交代したのである。
梅木はここまで4試合に先発しており、3節、4節と連続でゴールを決めていた。長身の彼が攻撃の起点となり、岩渕が持ち前の機動力を生かす2トップがスムーズさを増していただけに、容態が気になるところである。
この日ゴールを決めた小林、長身で馬力のある宮崎鴻(27歳)、相手の嫌なところへもぐりこめる荒木駿太(26歳)ら、FWに不足はない。中島を2トップに置くこともできる。湘南戦後の森山監督は「梅木の早期復帰を願いつつ、難しいようであれば他の選手に頑張ってもらわないといけない」と話すにとどめた。
9月13日開催の次節は、ホーム・ユアスタで北海道コンサドーレ札幌を迎え撃つ。札幌はここまで1勝4敗と苦しんでおり、今節はホーム厚別で栃木シティに1対4の大敗を喫した。チーム状態は良くないが、相手も這い上がろうと必死だ。スタメンを変更してくるかもしれない。簡単な試合にはならないだろう。
しかも、仙台は9日にルヴァンカップ1回戦を戦う。札幌はすでに同試合を消化しており、仙台戦の準備に集中できる。森山監督はカップ戦でのメンバー入れ替えを示唆しつつ、「ルヴァンカップもリーグ戦も勝っていくことで、ムードが高まっていく部分もある」と話す。連戦を乗り越えて、さらに白星を重ねていく。








