【26/27J2「第4節」RB大宮アルディージャVS湘南ベルマーレ「徹底分析」】後半、選手交代でギアを上げた大宮…それでも“ドロー”の背景にあった試合前の駆け引き【戸塚啓のJ2のミカタ】(2)の画像
インサイドハーフを務めるRB大宮アルディージャの豊川雄太  撮影/中地拓也
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■後半はシステムの強みが発揮され

【J2リーグ第4節 8月29日 19時00分キックオフ RB大宮 2-2 湘南 NACK5スタジアム大宮】

 J1昇格候補の激突は、前半と後半でまったく違うゲームとなった。

 26/27J2リーグは8月29日に第4節が行なわれ、ここまで3連勝で首位のRB大宮アルディージャと、2勝1分で2位の湘南ベルマーレが激突した。

 ホームのRB大宮は、前半のうちに2失点を喫した。ビルドアップの出口をいかに見つけるのかが後半のテーマであり、後半開始直後の50分にカプリーニが自陣右サイドから持ち出す。ハイプレスを回避したカプリーニが相手MFに倒され、このファウルで得た直接FKの流れから、豊川雄太が決定的なヘディングシュートを放った。

 さらに54分、敵陣でのパスカットからショートカウンターを発動させ、左ウイング泉柊椰がカットインから右足を振る。相手GKが弾いたボールをカルリーニョス・ジュニオがプッシュし、そのこぼれ球を左SB加藤聖が押し込んだが、オフサイドで得点は認められない。

 RB大宮のナルシス・ペラッチ・ナダル監督は、60分、68分と前線の選手を入れ替え、4-3-3を維持しながら攻撃のギアを上げていく。斜めのパスラインを確保しやすいシステムの特性を生かして、敵陣でサッカーをする時間を増やしていった。

 71分には途中出場のFW杉本健勇(32歳)が、守備ブロックの間でボールを受ける。そこから豊川がカルリーニョスとのワンツーでペナルティエリア内へ侵入し、相手のファウルを誘ってPKを獲得した。チーム得点王のカルリーニョスがネットを揺らし、スコアを1対2とした(得点時間は74分)。

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