今夏、移籍金400万ユーロ(約7億4000万円)という高評価で、スペイン1部の名門バレンシアへと完全移籍を果たした19歳の日本代表MFが、現地時間8月25日に行われたラ・リーガ第1節(延期分)のベティス戦で圧巻の存在感を放ち、現地サポーターの心を完全にノックアウトした。
3日前の開幕戦・セルタ戦(0-0)で待望の新天地デビューを飾り、途中交代の際にはサポーターから「なぜ彼を代えるんだ!」と監督へ異議を唱えるブーイングが飛ぶほど、いきなり強烈なインパクトを残した若き才能。
デビュー2戦目となったベティス戦でも先発に名を連ね、チームは0-1で惜敗したものの、90分を通して圧巻のパフォーマンスを披露した。
FC東京から名門のピッチへと羽ばたいたその男の名は、佐藤龍之介(さとう・りゅうのすけ)だ。
立ち上がりから積極果敢に相手ゴールへ迫った佐藤は、前半わずか3分にチームのファーストシュートを記録。さらに同12分には、ボックス内でパスを受けるやいなや、素早い反転から鋭いシュートを放つ。惜しくも相手GKに阻まれたものの、“あわや先制点”という決定機を作り出してスタジアムの温度をグッと引き上げた。
この日の佐藤は攻撃だけでなく、セットプレーでも絶対的な信頼を獲得。左コーナーキックのキッカーを任されると、正確無比な軌道で味方の頭へ鋭いボールを次々と供給してみせた。
デビュー戦の無念の途中交代から一転、この日は堂々の先発フル出場。チーム最多となる4本のシュートを放っただけでなく、前線からの懸命なハードワークで守備でも高い献身性を見せつけ、90分間を通してピッチ上で誰よりも眩い光を放ち続けた。






























