久保建英や松木玖生に続け!徳田誉ら10代の才能を使い切れないJクラブの課題と、「0円欧州移籍」撲滅への処方箋【Jリーグ開幕「初めての秋春制」の大激論】(5)の画像
下部組織から徳田誉ら有望株を輩出している鹿島アントラーズ。若手たちのさらなる育成のためにも出場機会を増やしたいところだが…。撮影/原壮史(Sony α1使用)

 ヨーロッパからの使い古されたルートだけでなく、アフリカやアジアから「原石」を発掘すべきだ——。かつてのエムボマやオルンガのように、Jリーグを踏み台にして世界へ羽ばたくスター選手を増やすための戦略とは?  同時に、徳田誉ら優秀なユース選手を数分しか起用しない鹿島アントラーズをはじめ、若手を飼い殺しにするJリーグクラブの「保守的な体質」に両ベテラン記者が苦言を呈する。移籍金ビジネスの根幹にも迫る必読の第5回!【全6回/第5回】

■エムボマやオルンガ再び… アフリカ市場の開拓を!

後藤「選手を連れてくるのはヨーロッパからじゃなくても、ウズベキスタンとか良い選手がいそうなところは多いよね」

大住「イラン代表とかね。良い選手はいるはずなんだよね」

後藤「アフリカからヨーロッパに行きそこなった選手とかさ」

大住「ポルトガルの2部にいるカーボベルデの選手を連れてくれば、それはそれでは話題になるし(笑)」

――昔は柏レイソルがそういう選手を取ってきていましたよね。セイドゥ・ドゥンビアとか、マイケル・オルンガとか。

後藤「オルンガはすごかったね」

大住「なんと言ってもパトリック・エムボマだよ。彼だってフランスでくすぶっていたところで連れてきてさ、一気にアフリカのスターにしちゃったからね。そういう選手が、2シーズンだけでもプレーしてくれれば、Jリーグって面白いなって思ってもらえるはずだよ」

後藤「Jリーグからヨーロッパのちゃんとしたクラブに渡って、あるいは代表チームに入って活躍したっていう選手がいっぱい出てくれば、Jリーグに行ってみようかなって考える選手も増えるよね。元ブラジル代表のフッキだって、Jリーグ経由でヨーロッパに行った」

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