■独裁者を引きずり降ろすため、JFAが持つ「権利」
しかしワールドカップが「成功」であっても、世界のサッカーのリーダーとしてインファンティーノがまったくふさわしくないことは明白だ。サウジアラビアの「マネー」とトランプの「パワー」にすり寄り、「補助金」をちらつかせて世界の中小国のサッカー協会を牛耳ることでただただ権力をほしいままにし、サッカー自体を「壊そう」としているインファンティーノに、これ以上サッカーを任せてはおくことなどできない。
ドナルド・トランプの言動や命令がどれほど腹立たしくても、アメリカ市民ではなく、アメリカ大統領選挙の投票権を持たない私たちにはどうすることもできない。しかしインファンティーノはそうではない。FIFAの会長を選ぶのは211のサッカー協会であり、そのひとつが「公益財団法人日本サッカー協会(JFA)」だからだ。
そしてJFAの会長も、都道府県サッカー協会の代表者など79人で構成された「評議員」による投票で選ばれる。JFA会長は私たち日本のサッカー界自身が選んだ代表者なのである。そのJFAがFIFA会長を決する「211分の1」の権利を持っている。すなわち、FIFA会長インファンティーノは、トランプ大統領とは異なり、私たち日本のサッカーと直結しているのだ。































