サッカーを壊し続ける現会長の4期目は?「211分の1票」を持つJFAへの3つの公開質問【日本サッカー協会は“独裁者”に清き一票を投じるのか】(2)の画像
日本サッカー協会にも、FIFA会長を選ぶ選挙への投票権がある。宮本恒靖会長は誰に投票するのか。撮影/中地拓也

 史上最多の観客動員とゴール数を記録し、熱狂の渦に包まれた2026年ワールドカップ。だがその裏で、FIFAのインファンティーノ会長はサウジのオイルマネーと米国の権力にすり寄り、サッカーの根幹を壊し続けている。この“独裁者”の暴走を止める手立ては本当にないのか? 次期会長選に向け、日本サッカー協会(JFA)が果たすべき「重大な責任」を強く指摘する。

■暴利と政治癒着。人類の祭典を「壊し続ける」会長

 十分な準備時間もないままに2018年ワールドカップで導入されたVAR、多くの反対を押し切って昨年強行された「FIFAクラブ・ワールドカップ」、ワールドカップの急速な拡大(32チームから48チームへ、さらに64チームへ)、大会の長期化、テレビ放映権料の高騰、入場券の暴騰、FIFAが不当に利益をむさぼる「公式再販制度」、「選手の健康」というおためごかしの「ハイドレーションタイム(CMタイム)」…。

 世界のサッカーの健全な発展を図るべき「FIFA会長」という立場にありながら、インファンティーノは逆にサッカーを「壊し」続けてきた。

「ワールドカップ2026」は、史上最多の試合に史上最多の入場者数681万966人を記録し、全104試合で308ゴール(1試合平均2.96ゴール)が生まれ、世界中のファンがハイレベルで魂のこもった試合を楽しんだ。スタンドの雰囲気も素晴らしかった。

 それは、所属クラブでの1シーズンの戦いを終えて疲れ切っているにもかかわらず、39日間、決勝まで8試合という過酷な条件でも祖国のファンのために全身全霊を傾けたプレーを見せた選手たちの奮闘と、試合を100パーセント楽しもうという観戦客のポジティブな態度のおかげだった。FIFAが(インファンティーノが)いくら「妨害」しても、ワールドカップという「人類の祭典」は健在だった。

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