■ 自炊への挑戦と、板倉滉専属シェフからの連絡
睡眠に続いては食事についてですが、基本的に自炊をしています。意外ですか? けっこうやりますよ。まず、日本から持ってきた炊飯器があるので、お米はしっかり炊きます。料理がすごく上手というわけではないですけど、体を作るために必要なことですから、栄養素を意識しながら少しずつやっている感じです。
ボルシアMG時代は、僕のアニキでもあるサッカー日本代表キャプテンの板倉滉選手がすぐ近くにいたので、板倉選手の専属シェフである池さん(池田晃太氏)のおいしい食事を一緒にいただくことが多かったんです。でも今シーズン、僕はカールスルーエで、滉クンはオランダのアヤックスへと移籍してしまい、距離が離れてしまいました。
そんな僕のことを心配して、池さんが連絡をくれることもあるんです。「お前、ちゃんと食ってるか?」って。本当にありがたいですよね。でも、なんとか自分でやれています。
誘惑のない街で、サッカーだけに100%集中する環境を手に入れた、本当の意味での「一人暮らし」が始まった1年でした。(構成/了戒美子)
つづく
■ プロフィール
福田師王(ふくだ・しおう) 2004年4月8日、鹿児島県生まれ。178センチ、70キロ。鹿児島県鹿屋市の高山FCから名門・神村学園中等部に進学。神村学園高等部では高校サッカー選手権で3年連続優秀選手に選出され、3年時には得点王に輝いた。卒業後、ドイツ1部ブンデスリーガのボルシアMGへ加入。U-19チームを経てセカンドチームへ昇格し、2024年1月にトップチームデビュー。ブンデスリーガにおいて日本選手歴代2位の年少記録となる初ゴールを決めた。2025年8月にドイツ2部のカールスルーエSCへ期限付き移籍。2025-26シーズンは苦悩の時期を乗り越えて終盤にスタメンを奪取し、怒涛の連続ゴールでリーグ戦6得点という結果を残した。





























