北中米ワールドカップの裏で起きた「4つのタブー事件」をひも解く連載の最終回。最後は、我らが日本代表に起きた最大の悲劇――チームの心臓である遠藤航選手の「代表引退」騒動について検証する。
日本代表のキャプテンを務め、世界最高峰のイングランド・プレミアリーグで戦ってきた遠藤選手。彼が大会初戦のわずか3日前に、森保一監督から実質的な「戦力外通告」を受け、失意のままチームを去った事実はファンに大きな衝撃を与えた。なぜこのような結末を迎えてしまったのか、その真相と課題を深掘りする。
■ 初戦の3日前に突然の「戦力外通告」…キャプテンに何が起きたのか
今大会の日本代表を語るうえで、開幕直前に起きた「遠藤航騒動」を決して忘れてはならない。そして、今後このような悲劇は二度と起こしてはならない。
事件は、グループステージ初戦であるオランダ戦のわずか3日前に起きた。日本代表の要である遠藤に対して、森保一監督が突然「チームから離脱して、帰ってもらうことにした」と告げたのだ。
原因は、大会直前の5月末に行われた親善試合で、遠藤が古傷を再発させてしまったことにある。彼は必死にリハビリを続けたものの、オランダ戦の3日前になっても、まだ一度も全体練習に合流できていなかった。メディアへの対応も一切行われないまま、遠藤はひっそりと姿を消すことになった。






























