■「安価な供給源」からの脱却! 欧州基準に引き上げるための改革

 現在のJリーグは、ヨーロッパのサッカー界に安価で安心な人材を送り込む供給源のような存在となってしまっている。そのJリーグを、いつかはヨーロッパの5大リーグ並みに成長させようというのだ。

 現在ワールドカップに出場する日本代表は、ほぼ全員がヨーロッパのクラブ所属の選手だが、Jリーグが戦力的にヨーロッパ並みになれば、Jリーグクラブに所属する選手も増えていくはずだ。

 そのためには、シーズン制を変え、クラブ経営を改革するだけでなく、プレーの内容もヨーロッパ基準のものにしていかなければならない。

 たとえば、あのブラジル戦での佐野海舟の選択。つまり、奪ったボールは自分自身で相手陣内深くまで持ち込んで、そして自ら決めるというアグレッシブな姿勢を持ってプレーしてもらいたいのだ。

 残念ながら、ワールドカップ前に行われていた「百年構想リーグ」では、そんなアグレッシブなプレーを見る機会は少なかった。

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