■森保監督が掲げた課題「ボールを奪った後」のミスが命取りに

 ラウンド32の戦いでブラジルに敗れた後の記者会見で森保一監督は課題として「ボールを奪った後」のことに言及した。

 ボールを奪った後に正確にボールをつないで攻撃の形をつくること。奪ったボールを奪い返されてしまってはさらに攻撃を受け続けることになって、組織的な守備もいつかは決壊してしまう。

 ブラジル戦での最後の失点が、まさにその形だった。

 ブラジルに押し込まれた中でせっかく相手ボールを奪った田中碧が味方につなごうとしたパスが弱くなってボールをさらわれてしまったところから一気に決められたのだ。

 もっと正確で強いパスを使って味方につなげていたら、あるいはシンプルに大きくクリアしていれば……。まさに「たら、れば」の世界だが、そうした小さなミスをどれだけ少なくできるのか、それがワールドカップで優勝争いをする必要条件なのだ。

つづく

(2)へ続く
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