■120分の激闘で生まれた3つのゴール
互いにゴールが遠い試合となったが、突如、均衡は破れる。
前半36分、ケインの持ち上がりを自陣で阻止したノルウェーは、カウンターで急がずにピッチを広く使って左サイドのアンドレアス・シェルデルップへ展開。DFと対峙しながら縦に進み、クロスを上げるかと思われたが、左足を振り抜いて意表を突くスーパーゴールを突き刺した。
だが、イングランドも負けていない。アディショナルタイムに左サイドのアンソニー・ゴードンからパスを受けたジュード・ベリンガムがボックス内に侵入。左足シュートで押し込み、試合を振出しに戻した。
後半には、コーナーキックから混戦となり、最終的にノルウェーがゴールネットを揺らしたが、VAR判定でハーランドにファウルがされてゴール取り消し。その後、試合は膠着状態となり、延長戦に突入した。
イングランドが逆転に成功したのは延長前半の3分。モーガン・ロジャーズのミドルシュートをGKエリアン・ニーランが弾き、こぼれ球に素早く反応したベリンガムが再びゴールを破った。
ベスト8で姿を消すことになったノルウェーだが、今回のW杯は大成功と言っていい。ハーランドは「ノルウェーの名を知らしめることができた」とW杯での躍進を誇った。
同日の夜に開催された試合ではアルゼンチンがスイスを下し、準決勝の2つ目のカードはイングランド対アルゼンチンという因縁のカードとなった。
長かったW杯も、終わりが近づいてきた。
■試合結果
イングランド代表 2(延長)1 ノルウェー代表
■得点者
36分 アンドレアス・シェルデルップ(ノルウェー代表)
45+2分 ジュード・ベリンガム(イングランド代表)
93分 ジュード・ベリンガム(イングランド代表)































