現地7月2日に行われたサッカー北中米ワールドカップ(W杯)のラウンド32。ポルトガル代表とクロアチア代表の一戦における勝敗を大きく左右する最新技術でのVAR判定が話題を集めた。
クリスティアーノ・ロナウド対ルカ・モドリッチの元レアル・マドリード同士のレジェンド対決としても注目を集めたゲーム。実力国同士の試合は白熱の展開となる。後半8分にクロアチアがイヴァン・ペリシッチのゴールで先制すると、ポルトガルは同23分にクリスティアーノ・ロナウドがPKを沈めて同点。さらに後半アディショナルタイム4分に途中出場のゴンサロ・ラモスがゴールを決め、ポルトガルが逆転に成功した。
これで終わらないのが両雄の対決。左サイドからクロアチアの選手がクロスボールをゴール前に放り込む。競り合いをすり抜けてボールが後方に流れると、マリオ・パシャリッチが体に当てて折り返し、最後はヨシュコ・グヴァルディオルが押し込んだ。
クロアチアの選手とサポーターが歓喜に沸いたが、VARが介入。中央でジャンプしたクロアチアのイゴール・マタノヴィッチの頭にボールが触れていたとして、パシャリッチはオフサイドと判定された。奇跡の同点ゴールは「幻」となった。
スローのリプレイ映像でも微妙。ボールの軌道が変わっていないように見えるため、「触っていない」ように思える。判断の切り札となったのはアディダスの試合球『Trionda』に搭載された「コネクテッド・ボール・テクノロジー」。高精度モーションセンサーの最新技術によってボールへのわずかな振動がキャッチされ、波型画像が決定的証拠となった。
































