■0-0の時間を長くして後半勝負⁉

 2戦目まで攻撃を支えてきた中村敬斗と鎌田大地は休ませることができれば、ノックアウトのステージを万全の状態で迎えられる。彼らを途中から使わなくてもいい展開に持ち込めるか。

 左右のアウトサイドは右が菅原由勢、左が前田大然。走れる2人でできるだけ引っ張っておいて、疲れが見えたところで交代策をとる。たとえ先にゴールが奪えないとしても、0―0の時間を長くできれば、後半勝負の展開に持ち込める。

スウェーデンは得点できなければ、早い時間帯からシンプルなクロスやロングボールを前線に入れてくることも予想される。こぼれ球を回収できるかもゲームの流れを相手に渡さない意味でカギになりそうだ。

■5人の交代枠をフル活用してゲームメイク

 前線は若手を思いきって使うチャンスになった。ここまでの2試合で、時間は短くても鈴木唯人、塩貝健人、後藤啓介を途中交代で出番を与えてきた。初初出場の選手にとって、ピッチに一度立ったことがいかに大きいか。彼らがゲームを変えるような役割をすれば、ここまでの森保一監督の周到なマネジメントが生きることになる。

 5年前のカタール大会では、「ピッチにいる11人だけでなく、日本代表は26人のチームとして闘っている」と堂安律が表現していた。これを伝え聞いた森保監督は喜んでいたという。

どんなゲーム展開になろうと、5人の交代枠を使ってゲームを作っていくことに変わりはない。森保監督のマインドを想像すれば、次の相手がどこになるかをあれこれ考えて、目の前のゲームに集中できないような状況には絶対にしたくないはずだ。

 すべてを注いで勝ちにいく。間違いなく、そのための先発と交代策を用意している。

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