ワールドカップ第2戦・チュニジア代表との一戦を、日本代表史上最多となる「4-0」のスコアで圧勝した森保ジャパン。その目は早くもスウェーデンとの第3戦、そして強豪ひしめく決勝トーナメントへと向けられている。ベテランサッカージャーナリストの大住良之と後藤健生による激論・第3回は、大勝の裏にあった「底知れぬ余裕(コントロール)」と、メキシコ・モンテレイの過酷な現地環境を振り返りながら、日本代表のリアルな現在地を読み解く。
■前日は猛暑と豪雨…選手の「消耗度」は
――現地では大雨が降ったという情報がありましたが、大丈夫でしたか。
後藤「モンテレイは試合前日、ものすごく暑かったんですよ。だけど午後2時過ぎくらいから、ものすごい勢いで雨が降り始めた。だから、試合前日は猛暑と豪雨で大変だったんですよ。でも当日は、ほとんど降らなかった。しかも気温は記者席で27度くらいで、湿度は高いけど、あまり暑くなくて助かった」
大住「少し風もあったしね」
後藤「そうそう、だから涼しかったよね。湿度が高いのは大変だけど、日本人なら慣れているから大丈夫でしょう」
――湿度が高いと消耗したのではないでしょうか。
後藤「消耗はするだろうけど、ものすごい暑さではなかったし、試合も早い時間に点を取って、無理をしないで4点取って勝ったんだから、消耗度は最低限じゃないですか」
大住「無理のない試合をしていたよね。時間帯によっては、かなり楽にプレーしていた」
後藤「後半は明らかにコントロールして勢いを落として、その中で追加点を取ろうとして、実際に2点を取って勝っちゃった。オランダ戦だって、相手に1点取られたから大変だとなって、100%の力を出して、しゃかりきになって戦ったわけじゃなかったよ。コントロールしながら攻撃力を上げて、っていう戦い方をしたんだからね」































