■謎の発熱
無事にアルゼンチンの2度目の優勝を見届けた僕たちは、再びLAX経由で帰国の途に就くことになりました。
メキシコ市からの飛行機はLAXに夜に到着するので、翌日早朝の東京行きまでターミナルで各自で夜明かしをする予定でした。若い健康な男性ばかりなので、それで大丈夫と思っていました。
ところが、メキシコ市を出発する前から発熱を訴える参加者が何人も出てきました。
これ以上、発症者が増えるのは望ましいことではありません。熱は出ていなくても疲労を溜め込んでいる人も多いはずです。
そこで、ツアーコンダクターの権限として、急遽、ロサンゼルス国際空港近郊の安宿を見つけて、各自個室でゆっくりと睡眠をとることを決めたのでした。
今年のワールドカップはテキサス州のような暑い地域から、大陸北部のカナダ。そして、標高が高いメキシコと長距離移動を重ねながらの観戦旅行になります。39日間という長い日程のことも考えて余裕を持って行動したいものです。どうせ、カタール大会とは違って、1日に2試合観戦するなんてことはできないのですから……
到着したロサンゼルスではちょっと遠いところに安宿を取ったので、バスに乗って市内を走り回りました。ロサンゼルスがこんなバス路線が発達しているところだということは初めて知りました。













