コートジボワールに敗れたとはいえ、エクアドルは圧倒的な失点数の少なさで南米予選を2位抜けしたチームだ。ただし得点力には難があり、それが今回の初戦の結果につながった。つまり1位抜けが欲しいドイツとしては、堅守を誇る相手との最終戦を勝利必須の状況にしたくはない。最終戦で引き分けでも良しとするなら、初戦と最終戦で勝点4の計算。そこでこの第2戦をどう戦うかが見えてくる。第2戦を引き分けたとしても、初戦の大量得点で首位突破が見えてくる。
コートジボワールとすれば、無理に勝ちにいって敗れることが一番怖い。初のグループ突破は2位でも可能。1位を取りにいって、つまずくことだけは避けたいのだ。
つまりは、両チームとも負けることだけ避けたい状況。win-winの引き分けという結果が、透けて見える。
■日本のライバルたちの計算
同じようなことが、グループFを戦う日本のライバルたちにも言えるだろう。
グループEのドイツ同様、スウェーデンはチュニジアに初戦で5-1と大勝し、現在首位に立っている。そして、最終戦で待っているのは侮れない難敵、日本である。つまり、グループEでのドイツ同様に、負けることだけは避けたいのがこの第2戦だ。
対戦するオランダは、初戦で日本と引き分けた。勝ちたかっただろうがひとまずは1ポイントを手にして、最終戦では初戦大敗のチュニジアとの対戦。そうなると、集中すべきはこの第2戦を落とさないことになる。
第3戦を見据えると、両チームともにこの第2戦でのタスクは勝点を落とさないこと。つまりは、ドロー決着が妥当な線となる。
後編では、その両国とグループ突破を争う日本の試合などに焦点を当てる。













