北中米ワールドカップ(W杯)のグループステージ初戦で、強豪オランダを相手に執念のドロー(引き分け)に持ち込み、貴重な勝ち点を手にしたサッカー日本代表。その激闘の裏にあった「真実」を映し出した密着ドキュメンタリー『Team Cam』の最新話が、ファンの間で大きな反響を呼んでいる。
日本サッカー協会(JFA)公式YouTubeの人気コンテンツである同番組。オランダ戦を直前に控えた日本時間6月14日17時に、ベースキャンプ地のアメリカ・ナッシュビルでチームに密着した「vol.03」が公開された。動画には、遠藤航主将の離脱が伝えられた緊迫のチームミーティングと、新主将に就任した板倉滉の“涙のスピーチ”が収められていた。
動画前半では、ナッシュビルの街並みや設備の整ったトレーニングセンターの様子、メンターとして同行する南野拓実の合流、アメリカでの初日トレーニング、そして森保一監督のインタビュー映像などが紹介されている。
しかし、中盤以降の空気は一変する。森保監督が選手たちを前に「インフォメーションがあります。(遠藤)航、離脱してもらうことになりました」と重い事実を報告する、ミーティングの様子が映し出されたのだ。
動画には、森保監督が遠藤のケガの状況と離脱の経緯を説明する姿、そして新キャプテンに任命された板倉が前に立ち、“決意の挨拶”を行う様子が収録されている。
板倉は「朝食後に部屋に行って話した」と遠藤とのやり取りを明かした後、無念の離脱となった前主将の心中を慮り、「前回のワールドカップから航くんがこのチームを引っ張ってここまで来て……相当悔しかったと思うし、みんなもわかっていると思うけど、このワールドカップにどれだけ懸けて来ていたのか……と思うからこそ、みんなの前で話すのが難しいということだったので……」と、何度も言葉を詰まらせながら重い口を開いた。
さらに鼻を啜り、込み上げる涙を何度も拭いながら、「僕が代わりじゃないですけど、話す必要もないと思うけど、みんなも航くんの気持ちというものを分かっていると思うからこそ、もう一回、日本代表という自覚を持って、責任を持って、このワールドカップで、このメンバーでやるしかないと思う」と力強く決意を表明。
最後は「(オランダ戦の)3日前でいろいろびっくりするようなことだとは思うんですけど、もうここからはこのメンバーでやるだけ。しっかり責任を持って、戦って、優勝しましょう。以上です」と深く頭を下げた。

























