【サッカー今日は何の日?6月12日】悲劇を北中米ワールドカップで繰り返すな!初戦で1-0からショッキングな逆転負けを喫した日本代表!の画像
日本代表は、ラッキーな先制点を守り切れずに逆転負け。

1993年の5月15日にJリーグが開幕し、同年の10月28日に『ドーハの悲劇』、そして1997年11月16日の『ジョホールバルの歓喜』を経て、初めてワールドカップ出場を果たした日本サッカー界。このシリーズ連載では、時に人々を歓喜させ、時に人々を悲嘆させた、日本サッカーの歴史を紐解きながら、サッカーに関連する「今日の出来事」を紹介する。

  夏の陽光が降り注ぐドイツ南西部の中都市、カイザースラウテルン。3回目出場となるワールドカップで日本が初の逆転負けを喫したのが、2006年の6月12日にあったドイツ大会グループリーグのオーストラリア戦。

 この大会を最後に日本と同じアジア連盟に「移籍」することになり予選段階でのライバル関係になるオーストラリアだが、オセアニア代表として出場した同国とのワールドカップでの初対戦は、残り6分から3点を奪われる衝撃の敗戦になった。
 
 先制は日本で、26分に右サイドからのMF中村俊輔が上げたクロスがそのままゴールイン。開幕前の強化試合で地元ドイツと2-2のドローを演じ、手ごたえを得ていた日本の筋書きはここまではジーコ監督の思惑通りだった。

 が、30度を超える酷暑が徐々に日本の体力を奪っていく。

 フィジカルで勝るオーストラリアの終盤の逆転劇は、まずロングスローで崩したこぼれ球を交代出場で入っていたMFティム・ケーヒルに押し込まれたところから。ハリー・キューエル、マーク・ビドゥカの強力FWに対峙して疲労をためていた日本守備陣の隙をつき、2分後に思い切りの良いシュートで立て続けに2点を奪って3-1と逆転した(得点経過:84分と89分にケーヒル、90+2分にジョン・アロイージ)。

 前半の幸運な先制点のあと、消極的な攻守で試合を決められなかった日本と、後半早々から交代選手3人を送り込んで攻めに出たオーストラリア。痛い敗戦を喫した日本は前評判にたがわず、勝ち点1で大会から姿を消すことになる。
 

  1. 1
  2. 2