ヴィッセル神戸を大勝に導いた“影のMVP”が話題をさらっている。
5月30日に行われたJ1百年構想リーグのプレーオフラウンド第1戦。地域リーグラウンドで西地区首位通過の神戸は、本拠地ノエビアスタジアム神戸で、東地区首位にして昨季王者の鹿島アントラーズを迎え撃った。
神戸は前半28分に大迫勇也の直接フリーキック弾で先制する。そしてハーフタイム明けの後半5分だった。
自陣からのロングボールにFW武藤嘉紀が抜け出すも、鹿島の左サイドバックの安西幸輝が対応し、スライディングでタッチライン外にボールを蹴り出した。その直後、ピッチ脇に座っていたボールパーソンが素早く反応。安西が主審にファウルをアピールしている僅かの間に、手に持っていたボールを武藤に投げ渡した。
ボールをキャッチした武藤は素早くリスタート。スローインはオフサイドがないため、ゴール前に走り込んでフリーになっていた大迫にボールを送る。鹿島の最終ラインはまったく対応できず、大迫が鮮やかな右足ボレーで貴重な追加点を奪った。
ピッチ脇から素早い判断と対応で大迫のゴールを“プレアシスト”したボールパーソンの少年は試合後、ピッチ内で武藤と大迫に挟まれて記念撮影。武藤からはサインを書き入れたユニフォームがプレゼントされた。













