現地時間6月11日に開幕を迎える北中米ワールドカップ。5月15日、日本サッカー協会が都内で記者会見を開き、森保一監督が日本代表の26人を発表した。
5月9日のウォルバーハンプトン戦で左太もも裏の付け根付近を負傷し、今回の選考において最も動向が注目されていた三笘薫だが、残念ながら選外となった。「今大会の大会期間中には復帰は難しい」という報告を受け、森保監督は選出を断念した。
2022年のカタール大会で背番号10を背負った南野拓実も2大会連続出場はならず。2025年12月21日のオセール戦で前十字靭帯断裂という重傷を負いながらも、懸命にリハビリを行って5月8日にはボールを使ったトレーニング姿を公開していたが、本大会には間に合わないと判断された。
一方で、同じく負傷の回復具合が心配されていた長友佑都と遠藤航は26人に滑り込んだ。
前人未到の5大会連続メンバー入りを果たした長友に関して、森保監督は「プレーヤーとしてのインテンシティの高さはもちろんですが、過去4大会の成果と課題を知る彼の経験に期待しています」と全幅の信頼を寄せる。
遠藤についても「手術を経てリハビリ中ですが、試合に出られるコンディションまで上がってきているとメディカルから確認しています」と明かしており、アイスランド戦(5月31日)や直前合宿を通じて調子を上げていく算段と見られる。
ケガによる主力選手の離脱という厳しいニュースもあるが、指揮官は決して悲観していない。会見の質疑応答で森保監督は、選外となった選手たちへ思いを巡らせ、「日本代表として戦う力を持っている選手はたくさんいる。選べなかった選手には辛い思いをさせているなと…」と声を詰まらせて涙ぐむ場面もあった。
しかし、その直後には「この26名が、今の日本が世界で勝つために最高のメンバーだと選ばせてもらいました」と力強く宣言した。
さらに、攻撃の要である三笘の不在についても「三笘がケガをしたのは痛い」と認めつつ、「ただ、ブラジル戦でも彼抜きで我々は勝てた。誰か一人に頼るのではなく、総合力で戦うのが今の日本代表」と揺るぎない自信と前向きな姿勢を覗かせた。
また、新たに抜擢された21歳の塩貝健人や最年少ハタチの後藤啓介ら若いストライカーたちについても、「今のコンディションやインテンシティの高さ、チームでの役割として機能できる」と太鼓判を押している。
誰かが欠けても、誰かがその穴を埋めてさらに強くなる。フレッシュな力とベテランの経験が融合した今の日本代表なら、逆境をはねのけて必ずや最高の景色を見せてくれるはずだ。全員の「総合力」で世界一を目指すサムライブルーの快進撃に、期待しよう!























