【2026年明治安田J2・J3百年構想リーグ ベガルタ仙台vsブラウブリッツ秋田「不敗ストップ仙台の論点」】大幅なターンオーバー…秋田との練度の差【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
べガルタ仙台を率いる森山佳郎監督  撮影/中地拓也

■13戦負けなしの仙台が開始早々に失点

【明治安田J2・J3百年構想リーグ 5月2日 14時03分キックオフ 仙台 1ー3 秋田 ユアテックスタジアム仙台】

 不敗記録が、途切れた。

 明治安田J2・J3百年構想リーグ第14節が5月2、3日に行なわれ、2日、EAST―Aグループのベガルタ仙台ブラウブリッツ秋田と対戦した。両チームはともにJ2所属クラブであり、仙台はここまで9勝プラス4PK勝ちの13戦負けなしで首位を走ってきた。しかし、秋田をホームに迎えた今節は、シーズン初黒星を喫することとなった。

 仙台はここまで13試合で、失点はわずかに「7」である。開始15分以内の失点はゼロだったのだが、この日は3分にゴールネットを揺らされてしまう。

 秋田の右CKの流れで、ボールが相手GKまで下がる。仙台陣内右サイドへのキックを右CB高田椋汰が空中戦に競り勝つが、セカンドボールを秋田の左MF佐藤大樹に拾われる。内側へドリブルで持ち込んだ佐藤の前には右CB菅田真啓がおり、佐藤のシュートモーションに合わせて左CBマテウス・モラエスもシュートブロックに入った。

 ところが、左利きの佐藤が右足で放った低く鋭い一撃は、菅田とモラエスのブロックをすり抜け、仙台のゴール右へ突き刺さるのである。仙台のGKは大卒1年目でこれが公式戦デビュー戦の高橋一平だったが、正GKの林彰洋でも、第2GKの堀田大暉でも、この一撃を止めるのは難しかっただろう。仙台にとっては痛恨の失点だが、相手のシュートを褒めるべき場面だった。

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