■レジェンドも期待。悲願の初優勝へ向けた現在地
他国と比較し、オランダの選手層(特にFW陣)は薄いが主力・準主力級選手のレベルは高く、「本命からは程遠いが、すべてが噛み合い、運も味方につければ初優勝を狙う」という声もある一方、「強豪国と比べると明らかに力が劣る」と悲観的な声も多い。そんななかレジェンドのひとり、ルート・フリットはデ・テレフラーフの定例コラムでこう記した。
「チャンピオンズリーグの(ハイレベルな)試合を見ている者なら、オランダのサッカーが遅れを取っていることはわかっている。それでも私はオランダがW杯で大きなことを成し遂げるような気がしている。クーマン監督の下、EURO2024ではベスト4に進出した。ネイションズリーグではスペイン相手にPK戦までもつれる接戦を演じた。フィルジル・ファン・ダイク、メンフィス・デパイたちにとって、これが最後の大きな大会になるので高いモチベーションでW杯に挑む。オランダ国内ではやや悲観的だが、他国ではオランダは優勝候補の一つとみなされているんだ」
クーマン監督も「目標はベスト4。すべてが噛み合い、運も味方につければ優勝」と高みを狙っている。これまで3度、決勝戦で涙を飲んだオランダは今度こそ、という思いを密かに抱いている。



























