■アメリカとの「大きな差」

 こうして、1勝1敗で迎えた第3戦(コロラド州コマースシティ)。負けられない状況となったアメリカは、ベストメンバーを並べて勝ちにきた。

 そして、戦い方としても日本にとって最も嫌な戦法を使ってきた。すなわち、アメリカ代表はフィジカル能力を前面に押し出してきたのだ。

 少なくとも、この試合では日本はアメリカ代表のフィジカルにまったく対処することができなかった。

 とくに純粋な走力の差が大きかった。長いボールを入れられてサイドの選手に走られると、それをまったく捕まえることができなかった。

 あれだけの走力の差を短期間でキャッチアップすることは不可能だ。

 とするなら、前からプレスをかけ続けるような守備だけでは裏を取られてしまうので、来年ブラジルで開催されるW杯で優勝を狙うのであれば、守り方という面で何らかの対策が必要だろう。

 状況によっては、前からプレッシャーをかけるという日本が本来やりたい形を諦めて、ミドルブロックを敷いて前線の相手に常にダブルチームで対処すべきだろう。

つづく

 

(3)へ続く
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