■シュートは「日本」の倍以上!

 そんな北朝鮮に対して、今年の決勝戦では日本が1対0で勝利してタイトルを奪還した。

 56分に左サイドから大会MVPを受賞した福島望愛が蹴ったFKを、ファーサイドに走り込んだDFの佐野杏花が頭で決めたゴールが決勝点となった。

 福島は、グループリーグ最終戦で先制を許したオーストラリアとの試合でも得意のFKを含めて2得点して逆転勝利に貢献するなど、大会を通して得点女王争いで2位となる5ゴールを決めてMVPも受賞して存在感を示した。

 その正確無比なプレースキックは、2011年に日本代表が女子ワールドカップで優勝を遂げた当時、左右両足から正確なキックを駆使してチームを勝利に導いた宮間あやを彷彿させるものがある。

 その福島の完璧なアシストから大会を通じて初先発だった佐野が決めたゴールを守り切って、日本はアジアの頂点に立った。

 だが、試合内容として北朝鮮が優位に立っていたのは明らかだった。

 ポゼッションでは北朝鮮が60%を超え、シュート数も17本対7本。つまり、北朝鮮は日本の倍以上のシュートを放っているのだ。

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