■ファン・デ・フェンの「らしさ」が復活

 CBのミッキー・ファン・デ・フェンにも変化が見えた。もともとスピードと前進力を備えたセンターバックだが、ここ最近のトッテナムでは、チーム全体の沈滞に引きずられる形で、本来のダイナミズムを出し切れていなかった。それがブライトン戦では、自ら持ち運ぶ場面や、ラインを押し上げる姿勢が戻ってきた。もちろん失点に絡む不運な部分もあったが、攻守を通じて「らしさ」は増していた。オランダ代表としては、デゼルビの下でシモンズとファン・デ・フェンがこのタイミングで上向くなら朗報だ。

 そして、日本がグループリーグで対戦するスウェーデン代表では、19歳MFルーカス・ベリヴァルもいる。ポステコグルー体制ではレギュラーとして稼働したようにその実力は折り紙付き。しかもデゼルビは若手を伸ばす指導者として定評がある。ベリヴァルのような逸材も大きく伸びてくる可能性がある。
 

  1. 1
  2. 2
  3. 3