現地4月17日、サウジアラビアで集中開催されているアジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)ファイナルズの準々決勝が行われ、FC町田ゼルビアがアル・イテハド(サウジアラビア)を1-0で下し、クラブ初のベスト4進出を決めた。虎の子の1点は、黒田剛監督が磨き上げてきた“お家芸”ロングスローからの一撃だった。
スタンドが黄色に染まった完全アウェーの中での一戦。モロッコ代表のユセフ・エンネシリ、ポルトガル代表のダニーロ・ペレイラ、ブラジル代表のファビーニョらを擁する昨季サウジアラビア王者を相手に序盤から押し込まれる展開となった町田だったが、組織的な守備で失点を防ぐ。そして徐々にボールを握り返した中、前半31分に均衡を破る。
得点はJリーグではおなじみとなっている林幸多郎のロングスロー攻撃からだった。相手陣内、右サイドからのスローイン。林が左手を挙げてからゴール前にボールを放り込んで狙い通りにゴール前での混戦を生む。岡村大八が競り合った後、エリキがボールに触って後方にボールがこぼれると、テテ・イェンギが左足ダイレクトボレー。相手DFに当たってコースが変わり、ゴールへ吸い込まれた。
後半は防戦一方となったが、GK谷晃生の好セーブに加えてポストに救われる場面やVAR判定でのハンドによる得点取り消しなどもあり、町田が“ウノゼロ”で歴史的勝利。ロングスローからの一撃が、アジアの舞台で新たな1ページを刻んだ。











