Jリーグで初の試みとして行われている百年構想リーグで、J1のEAST(東地区)の上位で争いを続けているのが、鹿島アントラーズとFC東京だ。サッカージャーナリスト後藤健生が取材した両チームの最新試合からは、好調ぶりを示す共通点が見て取れた。
■カウンターの下地
カウンター・サッカーを実現するうえで欠かせないのが安定した守備とDFからの正確なパス供給だ。
それをもたらしたのが、昨シーズン途中に加入したアレクサンダー・ショルツと、今シーズン新たに加入した稲村隼翔のセンターバック・コンビである。
ショルツは浦和レッズで活躍した後、カタールのアル・ワクラに加入したが、カタールの空気が合わなかったようで再びJリーグに戻ってきたベテランDF。経験に裏打ちされた安定感は抜群だ。
一方の稲村は、もともとFC東京の下部組織(U-15深川)出身で、その後、前橋育英高校、東洋大学を経てアルビレックス新潟に入団。セルティックに完全移籍を果たすものの出場機会に恵まれず、レンタルでFC東京に戻ってきた。新潟時代には、現在、FC東京を指揮する松橋力蔵監督の下でもプレーしている。









