■明らかだった「38位」と「4位」の実力差

 1月19日時点のFIFAランキングで19位だった日本代表は、38位のスコットランド相手には間違いなく優勢に試合を進めて勝利したが、4位のイングランドに対しては猛攻を耐え抜いて、カウンターによる得点で勝利をもぎ取った。

 やはり、38位と4位の実力差は明らかだった。

 実際、3月の国際試合を何試合か映像でチェックしたが、ワールドカップで優勝を狙うはずの上位チームと、30位台のチームでは戦力に大きな違いがあることが確認できた。スコア的にはあまり良い結果にはならなかったが、ノルウェー戦で見たオランダ代表はやはり相当にレベルが高かった。しかし、プレーオフに出場していたチームは、やはりあちこちに戦力的な穴があるように感じた。

 日本は、1月のランキングで19位。3月の2試合を終えて、現在は18位に上がっている。

 イングランド戦を見てもわかるように、上位のスペイン、アルゼンチン、フランス、イングランドなどと戦えば、やはりかなり押し込まれる展開になりそうだ。一方、現時点で38位のスウェーデンや44位のチュニジアに対しては、間違いなく優勢に試合を進めることができるだろう。

 もっとも、サッカーという不確実性の高い競技では試合内容と勝敗はまったくの別物だ。

 日本が7位のオランダを倒すことも十分に可能なのだが、同時にチュニジアやスウェーデンに敗れることだってありうる。もし、そうでないとしたら、現時点で18位の日本が優勝を目標にすることなどできないのだ。

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