■苦しい中で選択した「内容より結果」の超現実主義
そして、ポッター監督はその信頼に応えた。
苦しい状況の中で、ポッター監督は超現実主義的な選択をした。分厚く守ってカウンターやセットプレーで点を取る……。
ワールドカップ予選、それもプレーオフともなれば「内容より結果」であり、またチーム状態を考えれば、それが最良の選択肢だったのだろう。
そして、スウェーデンにはカウンター・サッカーを遂行するための駒となる選手がいた。
ポルトガルのスポルティングでは2シーズンで68ゴールを記録し、今シーズンはイングランドのアーセナルで8ゴールを決めているビクトル・ギェケレシュである(もっとも、かつてポッターがブライトンの監督となったときに、21歳のギェケレシュは期限付き移籍に出されてしまったという過去の因縁もあるのだが……)。
とにかく、堅守とカウンターというサッカーで、スウェーデンはワールドカップ出場権を獲得した。

















