■興味深かった「鈴木淳之介」の使い方
――前半からボールを持たれましたが、前回ワールドカップのドイツ戦やスペイン戦のような、怖さはありませんでした。
後藤「そりゃあ、あの頃とは日本のレベルが違うからね」
大住「あのワールドカップでの経験に、その後いろいろと積み重ねてきたわけだからね。ドイツにも勝ったし、ブラジルにも勝った。そうして、イングランドにも勝った。さあ、次はどうしてやろうかな、って感じだよね」
後藤「どんな相手と対戦しようが、しばらく負けていないんだもんね。ワールドカップ優勝国を相手にしてもさ」
――具体的に、どんな点で変化が見えたのでしょうか。
後藤「守備面では、イングランドが途中からサイドでの裏抜けを多く仕掛けてきたけど、すぐに対応できていた。外から来る動きに対して、どう対処するか。CBが外にすぐに出てつかまえて、空いたスペースを他の選手が埋めるということができていた」
大住「3バックにしたことが効いているよね。思い切ってDFがボールを奪いにいけるし、それに連動してカバーがちゃんとできている。スコットランド戦で先発して、今回は途中から出てきた瀬古歩夢も良かったしね。谷口彰悟と渡辺剛も素晴らしかったし。最後にウィングバックに鈴木淳之介を使うっていうのも、なかなか興味深かった」
後藤「そうそう、最後は鈴木淳之介と菅原由勢という守備の専門家が両サイドに入ったからね」
大住「菅原はこれで、ワールドカップメンバー入りの競争で、完全に生き残ったね」
後藤「そうだね」
大住「最後の守備固めで必要だ、ってね」
つづく




















