「相手がどこでも互角の勝負を」強豪イングランドを崩すカギは、常識を覆す“あの男”の意外性【サッカー日本代表「スコットランド撃破」と「聖地イングランド戦」への大激論】(6)の画像
イングランド戦で必要なのは、スコットランド戦で鈴木淳之介が見せたような「意外性ある動き」だ。撮影/渡辺航滋(Sony αⅡ使用)

 北中米ワールドカップに向けたメンバー発表前、実質的な“最終オーディション”となる欧州遠征。サッカー日本代表は初戦で難敵スコットランドを撃破し、確かな進化を見せつけた。次なる舞台は中2日、サッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムで待ち受ける優勝候補の一角、イングランドとの大一番だ。親善試合の「ルール変更」を活かしたスコットランド戦における収穫から、イングランド戦の先発メンバー、そして歴史的初勝利へのシナリオまで、ベテランサッカージャーナリストの大住良之と後藤健生が、熱すぎる激論を交わした!

■今の日本代表の「強み」

――イングランド戦のスタメン予想を続けましょう。

大住「右は堂安律、あるいは伊東純也」

後藤「2列目はスコットランド戦の終盤の4人(三笘薫、中村敬斗、堂安律、伊東純也)を並べて、1トップは上田綺世で間違いないんじゃないの。久保建英と南野拓実がいたら、いろいろと悩むだろうけど、今回のメンバーだと、2列目はあの4人だろうね」

大住「そこに鈴木唯人が、交代で絡んでくるのかな。イングランド戦では10人交代なんてことはないと思う。最後まで、本番モードの試合をやりたいってことなんじゃないかと思います」

後藤「イングランド相手に3-0とリードしちゃったら、いろいろ試すかもしれないけど(笑)」

――調子を取り戻した上田が点を取ってくれれば楽になりますね。

大住「上田自身が取らなくてもいいんだよ。左から攻めて右から入ってきた選手が決めるとか、右から攻めて左から入っていって決めるっていうのも理想的な形だと思う。上田がおとりになったり折り返し役になって誰かが決めるとか。そういう形が、チームとしてはいいんじゃないかな。特定の点取り役がいないというのも、上田が周囲に点を取らせというのも、今の日本の強みだからね」

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