■ついに来た「強敵相手」のテスト

――イングランド戦で注目したいポイントはどこですか。

大住「相手はウルグアイと引き分けたわけだから、ウェンブリーで試合をするにあたって、絶対勝たなきゃと思っているはずなんだよね。パスをつないでくる日本に対して、前からプレスをかけてボールを奪って、シュートを打って決めちゃおうと考えていると思うので、それをかいくぐって良い攻撃を何回出せるかっていうのが楽しみだね。シュートまで持ち込む形を、試合を通じて何回もつくってほしいし、その中で点が取れたらいいなと思う」

後藤「前回のワールドカップでは、ドイツとスペインに勝ったけど、あんな死んだふり作戦じゃなくて、相手がどこであろうと互角の試合をしてほしい。イングランド相手でもね。2012年にサンドニでフランスに勝ったときのように、たった一発の抜け出しで1-0で勝つよりも、互角に戦う姿を見たいね」

――互角にできるのではないか、との後藤さんの見立てでしたが。

後藤「仮にスコアでやられちゃったとしても、ポゼッション率は互角だった、というような試合をしてほしい。今の日本代表は、それができる段階に来ていると思っているので」

大住「今は速い攻撃を仕掛けられる状況か、シュートまで持ち込める状況かという判断が、全体的にすごく良くなっていると思うんだよね。できないと判断したら、ちゃんとつないでビルドアップして崩すという選択肢を持てているし、そうできるだけのポジショニングなどの準備はできている。押し込まれたから速い攻めを出すだけではなく、ボールをしっかり保持することも当然できるはず。だから、互角の試合ができればいいなと思っています」

後藤「スコットランド相手なら、落ち着いて選択肢をつくって、最後まで全員で同じ目線でできると証明できたわけだからね。もっと強い相手にどこまでそういうことができるか。去年のブラジル戦では後半に完全に上回ってみせたけど、あれは相手の状態がひどすぎたから。やっと、ちゃんとした相手に試せるなって感じだね」

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