北中米ワールドカップに向けたメンバー発表前、実質的な“最終オーディション”となる欧州遠征。サッカー日本代表は初戦で難敵スコットランドを撃破し、確かな進化を見せつけた。次なる舞台は中2日、サッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムで待ち受ける優勝候補の一角、イングランドとの大一番だ。親善試合の「ルール変更」を活かしたスコットランド戦における収穫から、イングランド戦の先発メンバー、そして歴史的初勝利へのシナリオまで、ベテランサッカージャーナリストの大住良之と後藤健生が、熱すぎる激論を交わした!
■イングランドと「真っ向勝負」
――イングランド戦では、どんなスタメンになると予想されますか。
後藤「今度は、いわゆるレギュラー組と言えるメンバーでスタートするんじゃないのかなと思うけどね」
大住「今回の遠征の日程の中でトレーニングして、メインの選手たちも2試合合わせて90分間から120分間くらいはプレーできる計算なんじゃないかな」
後藤「スコットランド戦で後半から出てきた選手たちは、少なくとも残り45分間以内ではプレーするだろうね。スコットランド戦の内容を考えても、消耗がそれほど激しいわけでもないだろうし、日本国内での“ホームゲーム”より欧州内の移動の負担もはるかに少ない」
大住「スコットランド戦で鈴木彩艶が先発したのは、負傷明けで少し不安があったから試したんだと思う。そういう判断だったなら、イングランド戦では早川友基になると思っていたけど、彩艶の状態がすごく良かったからねえ。危なげなかった」
後藤「心配していたけどね。復帰してから、所属するパルマではプレーがちょっとどうなのかなって感じもしていたけど、完璧だったよね」
大住「しかも、ボールを持ってからの展開も非常に安定していたし、キックも相変わらずすごく正確だし」
後藤「セリエAでもロングキックから一気にアシストみたいなチャンスをつくっちゃうくらいの展開力だからね」














