今冬にJ1ヴィッセル神戸からスペイン2部のラス・パルマスに期限付き移籍したFW宮代大聖の評価がうなぎ上りだ。
川崎フロンターレの下部組織で鍛錬を積み、2018年4月にプロ契約を結んだ宮代。期限付き移籍先で結果を残し続け、2023年の川崎時代にはリーグ戦で30試合に出場して8ゴールをマークしている。翌2024年に神戸に完全移籍しても2年連続で2ケタ得点を記録し、2025年のE-1選手権で日本代表デビュー。さらなる進化を目指し、2026年1月にスペインへと渡った。
日本人選手の成功例が少ない「スペイン挑戦」だが、宮代は持ち前のスピードとテクニック、そしてフィジカル能力の高さと献身性を新天地でもすぐさま発揮。3月8日の第29節セウタ戦で待望の加入後初得点を含む2ゴールを決めると、続く30節アルバセーテ戦でも1得点を決めてみせた。そして22日に行なわれた第31節のヒホン戦ではアシストを記録した。
実に見事なアシストだった。ディフェンスラインからのパスを中盤センターサークル付近で受けた宮代は、滑らかなボールタッチで前を向く。そして相手のプレスをかわしながら、最前線のアレ・ガルシアへ絶妙のスルーパス。ピッチを縦に切り裂く、約30mの美しいスルーパスだった。












