■「男女総合」なら優勝は日本
男子の3位決定戦はカーディフで行われ、準決勝でブラジルに0-3で敗れた韓国との対戦となったが、圧倒的に試合を支配しながら韓国のカウンターアタックに2失点を喫し、0-2で敗戦。1968年メキシコシティ・オリンピック以来の銅メダルはならなかった。
女子の決勝戦は8月9日。ウェンブリーは9万203人の観客を飲み込んで満員となった(翌日の男子決勝、ブラジル×メキシコは8万9162人だった)。前年の女子ワールドカップ(ドイツ)でアメリカを相手に2-2からPK戦で勝利し、日本国民を感動の渦に巻き込んだなでしこジャパンは、「2年連続世界制覇」を目指したが、なでしこのパスワークに対抗すべく強度を高めたアメリカが前半8分、後半9分と得点を重ね、なでしこジャパンは後半18分にエースの大儀見が1点を返すにとどまり、1-2で敗戦。しかし表彰式では笑顔で銀メダルを受けた。
オリンピックのサッカーにもし「男女総合」という種目があれば、間違いなく日本が「金メダル」だった。この大会のサッカーに男女そろってチームを送り込んだのは4か国しかなく、4位(男子)と2位(女子)の日本の他は、男女とも5位のイギリス、男子2位、女子6位のブラジル、そして男子16位、女子8位のニュージーランドだった。
「ハムデン」でのスコットランド戦、そして「ウェンブリー」でのイングランド戦。ともに6月のワールドカップに向けての「準備試合」の位置付けだが、これほど楽しみな親善試合シリーズはない。





























