■人選はまだ試行錯誤
サイドバックに人材がそろったことも後押ししている。
今回のアジアカップで日本代表は6試合戦ったが、サイドバックとして多くの選手が出場機会を与えられた。
右サイドバックとしては初戦の台湾戦では清水梨紗が起用され、第3戦のベトナム戦、準々決勝のフィリピン戦でも清水が右サイドバックを務めた。その間、インド戦では山本柚月が起用された。山本は本来はウィングバックまたはサイドアタッカーの選手なので、このあたりもニールセン監督らしい起用と言えそうだ。
そして、準決勝ではセンターバックが本職でFWもこなす高橋はなが右サイドバックとして起用され、ここで好プレーを見せると、そのまま決勝のオーストラリア戦でも高橋がサイドバックとしてプレーした。
一方、左サイドバックは6試合を通じて北川ひかると守屋都弥が起用され、準決勝、決勝ではニールセン監督は北川を選択した。そして、初戦の台湾戦では北川が先発だったが、途中からアタッカーの千葉玲海菜が起用された。
アジアカップを振り返ると、サイド攻撃がひとつのポイントであることは間違いないが、サイドバックの人選という意味ではまだまだ試行錯誤の段階にあるようだ。選手の特徴、サイドアタッカーとの相性、相手のウィングプレーヤーのタイプなどを勘案しながら選択をするのだろうが、まだ一貫した方針があるようには見えないので、これからもさまざまな選手が起用されていくのだろう。
つづく


















