■キプロス内戦、プラハの春…「政治に振り回された時代」
1974年の西ドイツ・ワールドカップに行ったときには、大会が終了した直後にキプロス内戦が起こりました。
1960年代から70年代は非常に政治的な時代で、オリンピックやワールドカップと同時に政治的な事件が起こったことが何度もありました。
1964年の東京オリンピックの開会前には北朝鮮とインドネシアの参加問題があり、両国の選手団は東京に到着していたものの、結局、両国はオリンピックに参加せずに引き揚げていってしまいました。そして、大会中には中国が初めての核実験に成功。ソビエト連邦では西側との和解を進めていたニキータ・フルシチョフ第一書記が失脚するという大事件が起こりました。
1968年のメキシコ・オリンピックの前にはチェコスロバキアで民主化運動が起こったと思ったら、ソ連が軍事介入。「プラハの春」は弾圧されてしまいました。
つづく










