3試合で学んだ中東勢の体の当て方


 周囲は自分の武器を持ってチームのやり方にアダプトできる選手ばかり。では自分はどうするか。「選手としてはまだまだだけど、伸びる余地があるという自覚はあるので、1試合ごとに課題を見つけるとともに周囲の声を聞いて、成長していくしかないと思っています」

 大岩剛監督らスタッフからは「もっとリラックスして自分の特徴を出そう」とアドバイスされた。初戦を振り返り、ボールに関わる回数を増やすことと、サイドバックやインサイドMFとの連携を意識した。続くUAE戦、グループステージ最終戦のカタール戦と試合ごとに自分から仕掛ける動きが増えた。カタール戦ではクロスの前のプレーがラインを割っていて取り消しになったが、相手ゴールに頭でボールを押し込み、さらにポスト際に惜しいシュートも放った。3試合で中東勢の体の当て方と独特の間合いもつかんだ成果でもあった。

 準々決勝のヨルダン戦は出番がなかったが、決勝の舞台をかけた韓国戦で出番がきた。それまでの3試合で感じた課題をぶつけるときだった。

つづく

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