【ロス五輪世代独自インタビュー】Part.2:岡田武史元日本代表監督の直系後輩、U22日本代表&早稲田大学「韋駄天FW」が初国際舞台で得た課題とロス五輪への道の画像
『AFC U-23アジアカップ』で3試合に出場してアピールした久米遥太 (20251227) 撮影/原壮史(Sony α1使用)

1試合ごとに学び、勝負の韓国戦へ


 U-22日本代表への招集を告げる電話を受けた久米遥太(早稲田大学2年・FW)に驚きはあったが、一方ですんなりと「来たか」と冷静に受け止められた。

 天皇杯予備予選の後、チームは1か月のオフに入る予定だったが、久米は休むことなく『AFC U-23アジアカップ』を前にした『IBARAKI Next Generation Cup』に参加。取材には「たぶん僕が一番先に落ちるはず」と話したが、大会後にサウジアラビアでの本大会のメンバーに選出される。背番号は18。顔見知りはトレセン時代の同僚だったGK小林将天(FC東京)とFW横山夢樹(FC今治)の2人だけという立ち位置で、自らの特徴を理解してもらえたかどうか、手ごたえが持てないままのメンバー入りだった。

 グループステージ初戦のシリア戦でいきなりスタメン出場した久米は開始4分に右足で、10分には左足でゴールを狙う。後者は相手DFにプレッシャーをかけてボールを奪い、素早い動きからのクリーンシュートだったが、GKに阻まれた。国際舞台へのデビュー戦を振り返り、久米本人は満足がいかなかったと言う。「チームとしてのやり方を遂行しようという意識が強く、自分の特徴を自信持って出すことをしてもよかったかもしれない、と」

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