■勝つのは金持ちチームだけ?
38試合の長丁場を乗り切るには選手層も必要だ。
主力選手の負傷などによる離脱はどのチームにでも起こりうる。複数人が同時に離脱することだってザラに起こる。
そこで、その穴を埋めることができるだけの選手層が必要となるのだ。
しかも、「春秋制」で行われてきたこれまでのJリーグ戦では7月から9月にかけて猛暑が襲い掛かる。運動量を要求される現代のサッカーを考えれば、気温35度、湿度80%などという環境はサッカーを行うにはけっしてふさわしくない環境だ。
選手たちには疲労がたまり、当然のことながら、パフォーマンスが落ちてくる。
合理的なトレーニングや暑熱対策によって疲労を蓄積させないようにするのはもちろんだが、ターンオーバーを使って選手を休ませる必要もある。そして、そのためにも分厚い選手層を持つチームが有利になる。
別の言葉で言えば、それだけの選手層を準備することができる財政力のあるクラブでしかリーグ戦の優勝を争うことはできないのだ。









